プロフィール
チェ・ヒョンロク(韓国) CHOI Hyounglok
第7回 仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝者
“彼には、芸術的な才能があり、音楽の中に隠されたものを見つけるのが得意だ。しかし、常に、作曲家が音楽に込めた言葉がいかに大切か分かっている。”‐アンドレア・ボナッタ
韓国出身のピアニスト。審査委員と観客両方から絶賛され、国際コンクールにおいて、素晴らしい成功を収めている。最近では、第7回仙台国際音楽コンクールで優勝し、副賞として多くの演奏機会を得た。過去には、ブゾーニ国際ピアノコンクールでファイナリストになったほか、アジア・パシフィックショパン国際ピアノコンクールで第3位に入賞。
これまで、東京芸術劇場、日立システムズホール仙台、ソウルアーツセンター、ケイミョンアートセンター、ソウル国立大学コンサートホール、ボーフム(ドイツ)のThürmer hall、マイオーリ(イタリア)のSalone degli Affreschi、サンタナ・デイ・ロンバルディ(イタリア)など、国内外の様々な会場での演奏を経験している。
ソリストとしては、日本フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、江南交響楽団、プライムフィルハーモニーオーケストラ、ソウル国立大学ストリングアンサンブル、慶尚北道立交響楽団、蘇州交響楽団と共演。
また、ピアニストのソヌ・イェゴンが芸術監督として参加した“明洞大聖堂韓国ヤングピアニストシリーズ”の奏者に選ばれた。さらには、2020年~27年にピョンチャン・アルペンシア・ミュージックテント・コンサートホールで行われる、テグァルリョン・ベートーヴェンフェストの奏者に選出されている。
7歳からピアノを始め、ソウル芸術高等学校を優秀な成績で卒業後、ソウル国立大学でピアノをジュ・ヒソンに師事し、優秀賞を受賞して卒業。現在、オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学に在籍し、パヴェル・ギリロフに師事している。